歌の道(読み)ウタノミチ

デジタル大辞泉 「歌の道」の意味・読み・例文・類語

うた‐の‐みち【歌の道】

芸道としての和歌世界歌道かどう敷島の道。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「歌の道」の意味・読み・例文・類語

うた【歌】 の 道(みち)

  1. 学問・芸能などの領域で、種々ある中での)和歌という分野、方面歌道。また、和歌の作法。歌学。
    1. [初出の実例]「なを歌のみち、かやうにしりがほに申侍る事」(出典:慈鎮和尚自歌合(1198‐99頃))

歌の道の語誌

和歌を「道」として表わした古い例には「続日本後紀‐嘉祥二年(八四九)三月二六日」条で、和歌の衰えを述べた部分に「斯道已墜」とあり、「古今集真名序」でも、和歌が勅撰集として編纂されることについて「適遇和歌之中興、以楽吾道之再昌」と述べられている。

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