歌登村(読み)うたのぼりむら

日本歴史地名大系 「歌登村」の解説

歌登村
うたのぼりむら

[現在地名]枝幸えさし郡歌登町東町ひがしまち南町みなみまち西町にしまち桧垣町ひがきまち中央ちゆうおう西歌登にしうたのぼり・パンケナイ・本幌別ほんほろべつ毛登別けとべつ東歌登ひがしうたのぼり辺毛内ぺんけない志美宇丹しびうたん大奮おふん豊沃ほうよく上徳志別かみとくしべつ大曲おおまがり

明治一一年(一八七八)一〇月に成立し、同四二年まで存続した枝幸郡の村。「状況報文」によれば南東礼文れぶん(現枝幸町)、南西は天塩国、北西は枝幸村(現枝幸町)、北東は海に面する。北東流する北見幌別きたみほろべつ川沿岸に原野が広がり、下幌別原野は泥炭湿地を除き三四〇―三五〇万坪、上幌別原野は三〇〇余万坪。


歌登村
うたのぼりむら

昭和一四年(一九三九)九月、枝幸えさし村から分村して成立した枝幸郡の村。成立と同時に一級町村制を施行。分村のための具体的な運動は昭和一三年から展開された。同年三月、枝幸村の村会議員のうち歌登地区から選出されている農村方面議員が枝幸村村長滝本瑞竜を訪問し、分村を陳情した。一方、分村問題協議会は村長に分村請願書を提出した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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