止め灸(読み)とめきゅう

精選版 日本国語大辞典 「止め灸」の意味・読み・例文・類語

とめ‐きゅう‥キウ【止灸・留灸】

  1. 〘 名詞 〙 病気再発を止めるための灸という意味をこめて最後にすえる灸。
    1. [初出の実例]「今半年も京の住居、留灸(トメギウ)など致すべしと」(出典浮世草子好色敗毒散(1703)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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