精選版 日本国語大辞典 「正・柾」の意味・読み・例文・類語
まさ【正・柾】
〘名〙
① (形動) 正当または順当であること。たしかなこと。また、そのさま。
※霊異記(810‐824)上「風流(みさを)ある女有り〈略〉自性(ひととなり)塩醤(マサナルコトヲ)心に存す。〈興福寺本訓釈 塩醤、二合、末佐奈る己止乎〉」
③ (形動) まっすぐなこと。また、そのさま。
※洒落本・南極駅路雀(1789)「こちらへ付て柾に歩びや二丁ほど近ひ」
④ 「まさめがみ(柾目紙)」の略。
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