正印村(読み)しよいんむら

日本歴史地名大系 「正印村」の解説

正印村
しよいんむら

[現在地名]上市町正印・上正かみしよう

上市川と白岩しらいわ川の扇状地の間に広がる平野部に位置し、東は横法音寺よこほうおんじ村、西は正印新村、南は川原田かわらだ村・横大坪新よこおおつぼしん村、北は上経田かみきようでん村。町新庄まちしんじよう(現富山市)から上市村に至る上市往来から上経田村外れで分岐して当村に至り、稗田ひえだ村に続く道がある。寛文一〇年(一六七〇)の村御印によれば草高四四七石、免三ツ九歩、小物成は鮭役五七匁・鱒役一匁・鮎川役三匁(三箇国高物成帳)。享保一八年(一七三三)の百姓家数二〇・頭振家数三(「村廻帳」川合家文書)。宝暦年間(一七五一―六四)の家数一七(「高免家数書上」松岡家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android