精選版 日本国語大辞典 「稗田」の意味・読み・例文・類語
ひえ‐だ【稗田】
- 〘 名詞 〙 稗を栽培する耕作地。
- [初出の実例]「つくらぬ稲の稗田に生ひ」(出典:随筆・戴恩記(1644頃)下)
…矢田丘陵には奈良時代の創建になり,満米上人以来の地蔵信仰とアジサイの寺として著名な矢田寺(金剛山(こんごうせん)寺),舎人親王の建立と伝え,厄除け観音で参詣者の多い松尾寺,小泉藩主で茶道石州流の祖片桐石州(貞昌)の手になる庭園(史・名)で名高い慈光院や民俗博物館などがあり,県立自然公園に指定されている。東部の稗田は代表的な環濠集落として知られる。【橋本 征治】
[郡山城下]
西ノ京丘陵南端の台地に位置し,室町時代に在地領主により郡山城が築かれたのがはじまりである。…
※「稗田」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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