日本歴史地名大系 「正永寺」の解説 正永寺しようえいじ 長野県:飯田市飯田城下江戸町・仲之町正永寺[現在地名]飯田市江戸町江戸町の北に位置する。曹洞宗、円悟山と号す。本尊虚空蔵菩薩。寺伝によれば、応永一五年(一四〇八)飯田城主坂西由政が上飯田の正永寺原に建立。その後坂西氏の衰亡により、廃滅の危機に陥ったが、永禄一〇年(一五六七)越後国の顕聖(けんしよう)寺の六世能霊自果が伽藍を修理して再興し、のち京極高知飯田在城の時に現在地に移った。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by