正直祭祀遺跡(読み)しようじきさいしいせき

日本歴史地名大系 「正直祭祀遺跡」の解説

正直祭祀遺跡
しようじきさいしいせき

[現在地名]郡山市田村町正直

阿武隈川と谷田やた川とに挟まれた低丘陵の西縁に立地する古墳時代の祭祀遺跡。石製模造品が多数出土することで知られていたが、遺物が集中して出土するA・B・Cの三地点のうち、B地点の発掘調査が昭和三一年(一九五六)に行われた。調査の結果、三―四メートル四方ほどの所から集中して遺物が出土し、そこから外れると遺物はほとんどない状況であった。出土したのは石製模造品(有孔円板七四・剣六一・臼玉二四・破損品多数)土師器(壺・甕・坏・高坏・である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む