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安達太良山 あだたらやま

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

安達太良山
あだたらやま

別称は二本松地方では岳山,猪苗代地方では沼尻山,または硫黄山。福島県北部,那須火山帯に属する火山。標高 1700m。円錐 (コニーデ) 形で山頂は数峰に分れる。山体は花崗岩変成岩安山岩から成る。

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デジタル大辞泉の解説

あだたら‐やま【安達太良山】

福島県中北部の火山。標高1700メートル。麓に岳(だけ)など温泉が多い。

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百科事典マイペディアの解説

安達太良山【あだたらやま】

福島県北部,奥羽山脈中にあり,那須火山列に属する。標高1700m。切頭円錐形の成層火山で,山頂に西壁の欠けた火口があり,火口湖になっている。山体は花コウ岩,変成岩,第三紀層を基盤とし,安山岩からなる。
→関連項目安達[町]猪苗代[町]高玉鉱山日本百名山二本松[市]福島[県]福島[市]

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世界大百科事典 第2版の解説

あだたらやま【安達太良山】

福島県のほぼ中央に位置する円錐状の火山。標高1700m。安達太郎山とも書くが,これは〈安達地方第1の山〉の意。東および南東麓の二本松市や本宮(もとみや)地方では乳首山または岳山,南西麓の猪苗代地方では沼尻山または硫黄山とも呼んでいる。安達太良山鬼面山(1482m),箕輪山(1719m)とともに一つの火山群を形成し,その北方に位置する吾妻火山群(吾妻山)とは土湯峠で境されている。安達太良山には鉄山,矢筈森,船明神山などの外輪山によって囲まれた直径約500mの沼ノ平火口があり,西方の沼尻方面に大きく口を開いている。

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大辞林 第三版の解説

あだたらやま【安達太良山】

福島県北部にある火山。1900年(明治33)に大噴火した。海抜1700メートル。山麓に多くの温泉がある。乳首ちくび山。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔福島県〕安達太良山(あだたらやま)


福島県北部にある火山群の総称。土湯(つちゆ)峠をへだてて吾妻火山群に連なる鬼面(きめん)山(標高1482m)から南に最高峰の箕輪(みのわ)山(同1728m)・鉄(てつ)山(同1709m)、さらに狭義の安達太良山(同1700m)・和尚(しょう)山(同1602m)と続く。鉄山と安達太良山を結ぶ稜線(りょうせん)の西に直径1km、深さ250mの沼ノ平(ぬまのたいら)の大噴火口があり、1899年(明治32)から小爆発を繰り返し、翌年7月、大規模な水蒸気・ガス爆発を起こし、硫黄鉱山関係者ら72名の犠牲者を出した。磐梯朝日(ばんだいあさひ)国立公園に属す。西麓(せいろく)に沼尻(ぬまじり)・中ノ沢の両温泉、東麓に岳(だけ)温泉などがあり、冬のスキーと合わせて多くの観光客を集める。深田久弥(ふかだきゅう)「日本百名山」の一つ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

安達太良山
あだたらさん

福島県中北部にある安山岩質の活火山。東側の二本松市などでは岳山(だけやま)、西側の猪苗代(いなわしろ)町では沼尻(ぬまじり)山とも称す。南北に続く和尚(おしょう)山(1602メートル)、主峰の安達太良山(1700メートル)、鉄(てつ)山(1709メートル)、箕輪(みのわ)山(1728メートル)、鬼面(きめん)山(1482メートル)などの諸峰の総称。有史以後の噴火は、鉄山の西側の沼の平火口(直径1キロメートル余、深さ約150メートル)での1899~1900年(明治32~33)の水蒸気爆発である。とくに1900年7月の大爆発では、火口内の硫黄(いおう)鉱山の従業員83人中、死者72、負傷者10人を数え、西側火口壁を破って硫黄川が流出した。沼尻温泉の湯元も火口付近にある。磐梯朝日(ばんだいあさひ)国立公園に含まれ、四季を通じ一般登山者にも容易に登れる。西側の沼尻、中ノ沢両温泉、東側の岳(だけ)温泉、北側の野地温泉などが登山基地で、冬は絶好のスキー場になる。高村光太郎の詩集『智恵子抄(ちえこしょう)』に「阿多多羅山(あたたらやま)」と歌われている。福島地方気象台が常時火山観測中である。[諏訪 彰]

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