正福院跡(読み)しようふくいんあと

日本歴史地名大系 「正福院跡」の解説

正福院跡
しようふくいんあと

[現在地名]堀金村大字三田 田尻

醍醐だいご三宝さんぼう院末寺。本尊不動明王。寺伝によれば、開祖は諏訪部氏で、伊那郡から天文年代(一五三二―五五)に武田晴信に追われて当村に来住。文禄年代(一五九二―九六)尾張の浪人浅野氏(幸長の三男と伝える)より養子を迎え、浅野姓に改姓。当家にはこの時持参した「文禄三年御用鋳物師小河内参八作」の銘のある陣鐘がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 検地 廃寺 三男

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む