正竜寺(読み)しようりゆうじ

日本歴史地名大系 「正竜寺」の解説

正竜寺
しようりゆうじ

[現在地名]吉良町小山田

小山田おやまだの東、集落の中に位置する。護念山と号し、浄土宗西山深草派。本尊阿弥陀如来。永和二年(一三七六)得峯賢正の創立という。もと真言宗。源氏の流れを汲む山城守忠勝が、永享一二年(一四四〇)小山田に築城して松井を名乗り、当山祖慶に帰依、香花寺とした。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報