正脈(読み)しょうみゃく

精選版 日本国語大辞典 「正脈」の意味・読み・例文・類語

しょう‐みゃくシャウ‥【正脈】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 素性性格行状などが正しいこと。すじみちが正当であること。また、そのさま。〔いろは字(1559)〕
    1. [初出の実例]「皆これに付てのさまざまの詮議、心法の正脈は此篇で明されたことぞ」(出典:絅斎先生敬斎箴講義(17C末‐18C初))
    2. 「今戻った与三郎が正脈正しい人ならば」(出典:歌舞伎・与話情浮名横櫛(切られ与三)(1853)四幕)

せい‐みゃく【正脈】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ⇒しょうみゃく(正脈)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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