正道遺跡(読み)しようどういせき

日本歴史地名大系 「正道遺跡」の解説

正道遺跡
しようどういせき

[現在地名]城陽市大字寺田 正道

寺田てらだ北東山際高台に位置する古墳時代から奈良時代にかけての複合遺跡

七世紀代の竪穴住居跡群と奈良時代の掘立柱建物跡群・柵列を検出している。竪穴住居跡は一〇戸以上を確認。奈良時代の掘立柱建物跡は南は築地で限られ、区画内に、中央桁行七間、梁間二間、三面に庇をもつ大規模な建物跡を中心に、一〇棟以上の建物跡が発見された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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