日本歴史地名大系 「久世郡」の解説
久世郡
くせぐん
〔原始〕
〔古代〕
当地辺りには早くより県が設置されていたらしく、「日本書紀」仁徳天皇一二年一〇月の条に「大溝を山背の栗隈県に掘りて田に
久世郡の成立時期は不明であるが、和銅二年(七〇九)一〇月二五日付弘福寺田畠流記帳(正倉院文書)に「山城国久勢郡田壱拾町弐佰参拾捌歩 陸田参拾町壱段弐佰陸拾壱歩」とあり、また「山城国風土記」逸文に「久世の郡
条里遺構は消滅しつつあるが、現郡域では
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報