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正露丸 せいろがん

知恵蔵miniの解説

正露丸

木材より抽出される強力な殺菌防腐剤である木クレオソート(正式名:日局木クレオソート)を主成分とした胃腸薬・止瀉薬・虫歯の痛み止め薬のこと。特有のにおいと苦みがある。名称大幸薬品株式会社の商標登録だが、普通名称化したとの判決が重なり、ほか5社以上の会社より「正露丸」として販売され続けている。もともとは日露戦争(1904年2月8日~1905年9月5日)に出征した兵士の下痢止め薬として「征露丸」との名称で服用されたもので、日露戦争後、日本独自の民間薬として一般に普及した。1998年ころには、雑誌「週刊金曜日」のコラム及びそれをまとめたブックレット『買ってはいけない』(「週刊金曜日」編、1999年発行)がその有害性を指摘したが、基本的認識の間違いを大幸薬品より指摘され、「週刊金曜日」誌上において訂正記事が掲載された。

(2012-09-24)

出典|朝日新聞出版知恵蔵miniについて | 情報

デジタル大辞泉の解説

せいろ‐がん〔‐グワン〕【正露丸】

胃腸薬の一。クレオソートを主成分とし、腹痛・下痢などに用いる。日露戦争中に軍隊で使用されたことから、もとは「征露丸」と書いた。商標名。

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