日本歴史地名大系 「武具蔵跡」の解説 武具蔵跡ぶぐくらあと 長崎県:長崎市長崎町東上町武具蔵跡[現在地名]長崎市上町非常時に用いる軍器や長崎奉行出馬時に使用する弓・鉄砲・具足・旗・馬印などを収納する蔵。はじめ元禄二年(一六八九)建立の本興善(ほんこうぜん)町糸荷蔵に置かれたが、享保六年(一七二一)長崎会所内の土蔵に移された(長崎市中明細帳)。天明年間(一七八一―八九)長崎会所の大改築の際に土蔵は会所と分離、新たに設置された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by