武田友寿(読み)タケダ トモジュ

20世紀日本人名事典 「武田友寿」の解説

武田 友寿
タケダ トモジュ

昭和・平成期の文芸評論家 清泉女子大学文学部教授。



生年
昭和6(1931)年1月16日

没年
平成3(1991)年2月1日

出生地
宮城県亘理郡

学歴〔年〕
日鋼技能養成所卒

主な受賞名〔年〕
亀井勝一郎賞(第2回)〔昭和45年〕「遠藤周作世界

経歴
青年学校卒業後、日本製鋼室蘭製作所の技術者となる。昭和24年カトリックに入信し、28年受洗。この頃から文芸評論を書き始め、43年「美神宿命」を刊行。45年「遠藤周作の世界」で亀井勝一郎賞を受賞。その間の39年、独学司法試験(第1次)に合格する。他の著書に「宗教と文学の接点」「宗教と文学」「亀井勝一郎私論」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「武田友寿」の解説

武田友寿 たけだ-ともじゅ

1931-1991 昭和後期-平成時代の文芸評論家。
昭和6年1月16日生まれ。昭和28年受洗。43年カトリック実存主義にもとづく評論「美神の宿命」を発表,45年「遠藤周作の世界」で亀井勝一郎賞をうける。ほかに「日本のキリスト者作家たち」「遍歴の求道者亀井勝一郎」など。清泉女子大教授。平成3年2月1日死去。60歳。宮城県出身。日鋼技能養成所卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「武田友寿」の解説

武田 友寿 (たけだ ともじゅ)

生年月日:1931年1月16日
昭和時代;平成時代の文芸評論家。清泉女子大学教授
1991年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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