武田霞洞(読み)タケダ カドウ

20世紀日本人名事典 「武田霞洞」の解説

武田 霞洞
タケダ カドウ

明治〜昭和期の書家



生年
元治2年1月4日(1865年)

没年
昭和10(1935)年2月28日

出身地
越前国(福井県)

本名
武田 白

経歴
西川春洞師事。逓信省鉄道局に勤務する傍ら書道に励んだ。泰東書道院に属し、同会総務や審査員を歴任した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「武田霞洞」の解説

武田霞洞 たけだ-かどう

1865-1935 明治-昭和時代前期の書家。
元治(げんじ)2年1月4日生まれ。西川春洞にまなび,各書体をよくした。逓信省鉄道局につとめるかたわら活動。昭和5年結成の泰東書道院の総務や審査員をつとめた。昭和10年2月28日死去。71歳。越前(えちぜん)(福井県)出身。名は白。字(あざな)は吉夫。別号に鉄道人,瑞香書屋主人。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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