日本歴史地名大系 「武石峰」の解説 武石峰たけしみね 長野県:小県郡武石村武石峰小県郡の南西にあたり、武石村と筑摩(ちくま)郡入山辺(いりやまべ)(現松本市)の境にある山。標高一九七三メートル。この山嶺より峰続き指呼の間に焼(やけ)山(一九一九メートル)、更にその南東には広大な美ヶ原(うつくしがはら)の高原が広がる。北には武石峠がある。江戸時代松本城主水野氏は、この峠道を松本と中山道を結び江戸へ通ずる近道として重視したと伝える(武石村郷土誌)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報