武蔵墨判小判(読み)むさしすみはんこばん

精選版 日本国語大辞典 「武蔵墨判小判」の意味・読み・例文・類語

むさし‐すみはんこばん【武蔵墨判小判】

〘名〙 文祿四年(一五九五)、徳川氏によって創鋳された最初の一両通用小判。表面上下に桐紋極印が打たれ、中央に「壱両、先次、花押」、向かって右に「武蔵」と墨書されている。後の慶長小判前提となったもの。文祿小判。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

エルニーニョ現象

《El Niño events》赤道付近のペルー沖から中部太平洋にかけて、数年に1度、海水温が平年より高くなる現象。発生海域のみならず、世界的な異常気象の原因となる。逆に海水温が下がるラニーニャ現象も...

エルニーニョ現象の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android