日本歴史地名大系 「武蔵島村」の解説 武蔵島村むさしじまむら 群馬県:新田郡尾島町武蔵島村[現在地名]尾島町武蔵島南東は二ッ小屋(ふたつごや)村、北東は前島(まえじま)村・亀岡(かめおか)村字本村(ほんむら)、北西は阿久津(あくつ)村元地(もとち)(現荒久)、武蔵榛沢(はんざわ)郡高島(たかしま)村(現埼玉県深谷市)の飛地。北西阿久津村元地より、村の中央を横切り南東に早(はや)川が流れ、前島村にかかり、南東境二ッ小屋地先より古利根川に流入している。北方亀岡村字軽浜(かるはま)の銅問屋より銅山(あかがね)街道が村央を通り南方二ッ小屋に至る。早川河口付近に前島河岸の船積場があった。天正一〇年(一五八二)九月一一日の日付のある某判物(宮下文書)によれば、「武蔵嶋」四貫九〇〇文の地が宮下又左衛門に渡されている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報