歩留まり(読み)ぶどまり

ASCII.jpデジタル用語辞典「歩留まり」の解説

歩留まり

製造ラインで生産される製品から、不良製品を引いたものの割合。不良発生率が高い場合は「留まりが低い」といい、逆に不良発生率が低い場合は「歩留まりが高い」という。ハードウェア製品全般に対して用いられるが、特にICチップの製造に関して使われることが多い。新しい製造プロセスを導入した直後のfabは当初歩留まりが低く、製造を繰り返しながら歩留まりを上げていく(この過程は、「fabの成熟」と呼ばれる)。この歩留まりによって、ICチップの製造原価は大きく影響を受ける。

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知恵蔵「歩留まり」の解説

歩留まり

LSIを製造する際、シリコン・ウエハからはたくさんの半導体チップができる。しかし、通常の製品と違って、多数の半導体チップのうち、数十%の数のチップしか完全動作しないこともある。全チップ数に対する良品チップ数を、歩留まりと呼ぶ。歩留まり率が高まれば、コストが安くなる。

(荒川泰彦 東京大学教授 / 桜井貴康 東京大学教授 / 2007年)

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