歩靫(読み)かちゆぎ

精選版 日本国語大辞典 「歩靫」の意味・読み・例文・類語

かち‐ゆぎ【歩靫】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「かちゆき」 ) 歩弓(かちゆみ)が、矢を盛って背に負うための道具。歩弓に用いる靫(ゆぎ)
    1. [初出の実例]「長髄彦、即ち、饒速日命の天羽羽矢一隻(ひとは)及び歩靫(カチユキ)を取りて」(出典日本書紀(720)神武即位前戊午年一二月(熱田本訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「歩靫」の読み・字形・画数・意味

【歩靫】ほさ

歩叉

字通「歩」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android