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 ぶ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説


土地面積の単位。大化改新の際,高麗尺 (こまじゃく) (曲尺〈かねじゃく〉の約 1.176尺=35.6cm) で5尺平方を1歩とし,のち6尺平方を1歩に改めたが,大宝令では大宝大尺 (高麗尺) で5尺平方を1歩とした。

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デジタル大辞泉の解説

ふ【歩】

《「歩兵(ふひょう)」の略。雑兵の意》将棋の駒の一。縦に一つずつ前進でき、敵陣の三段目以内に入って成ると、「と金」と称して金将と同格になる。

ぶ【歩】

土地の面積の単位。普通は6尺四方をいい、約3.3平方メートル。坪(つぼ)。
長さの単位。1歩は6尺で、約1.8メートル。
町・段などの下に付けて、端数のないことを示す。「五段―の畑」
《「分(ぶ)」から転じて》
㋐元金に対する利息の百分比。歩合。また、金利。
㋑特に、貸し借りの金利息。
「借銀の―を取り」〈浮・新永代蔵〉
夫(ぶ)2

ぶ【歩/捕/蒲】[漢字項目]

〈歩〉⇒
〈捕〉⇒
〈蒲〉⇒

ほ【歩】

[名]
歩くこと。また、その足の運び方。「―を合わせる」「―を急がせる」
物事が進んでいくこと。物事の進行。「着々と開発の―を進める」
[接尾]助数詞。歩くときの足を運ぶ回数を数えるのに用いる。上にくる語によっては「ぽ」となる。「一―(ぽ)前進、二―後退」

ほ【歩】[漢字項目]

[音](漢) (呉) (慣) [訓]あるく あゆむ
学習漢字]2年
〈ホ〉
あるく。あゆむ。足の運び。「歩行歩調歩道闊歩(かっぽ)牛歩競歩散歩譲歩酔歩速歩徒歩独歩漫歩遊歩五十歩百歩
物事の進み方。程度や段階。「国歩初歩進歩退歩地歩
〈ブ〉割合。率。「歩合(ぶあい)日歩(ひぶ)
〈フ〉将棋の駒の一。「歩兵(ふひょう)二歩
[名のり]すすむ

ぽ【歩】

[接尾]ほ(歩)」に同じ。「五十―百―」

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百科事典マイペディアの解説

歩【ぶ】

尺貫法の面積の単位。6尺四方つまり3.3058m2。坪と同じで,山林・田畑に用いる。中国から伝わり701年大宝令で確定,1891年度量衡法でメートル法に基づき再決定。
→関連項目

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世界大百科事典 第2版の解説

ぶ【歩】

尺貫法における面積の単位。坪ともいい,地積を表すための基本単位である。古代中国から,また日本においても大宝令以前から用いられた。1891年の度量衡法では6尺四方,すなわち36平方尺に等しく,約3.306m2である。倍量単位は30歩の畝(せ),10畝の段(たん),10段の町,分量単位は1/10歩の合(ごう),1/10合の勺(しやく)である。尺貫法の廃止で,1966年4月以降法定単位ではなくなった。歩は本来距離の単位で,左右の足を1回ずつ運んだ距離であり(その半分は跬(けい)),それと尺との関係には変遷があったが,方1歩の歩の大きさの実態はさほど変化しなかったといわれる。

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大辞林 第三版の解説

ふ【歩】

〔「歩兵ふひよう」の略。雑兵の意〕
将棋の駒の一。前に一つずつしか進めない。成ったものを「と金」という。

ぶ【歩】

単位の名。
中世まで用いられた距離の単位。一歩は六尺(1.75~1.80メートル)。
つぼ 」に同じ。
土地の広さを表す「町」「段」「畝」の下に付けて、端数のないことを表す。 「一町二段-」
〔「ぶ(分)」からの転〕
元金に対する利息の割合。歩合。 「 -のいい貯金」
金利。利回り。
ぶ(分) 」に同じ。
ぶ(夫) 」に同じ。

ほ【歩】

[1] ( 名 )
歩くこと。あゆみ。 「 -を運ぶ」
( 接尾 )
〔上に来る語によっては「ぽ」となる〕 助数詞。歩く時の足を運ぶ回数を数えるのに用いる。 「一-退く」
[句項目]

出典|三省堂
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単位名がわかる辞典の解説

ぶ【歩】

土地の面積の単位。6尺平方を1歩とする。約3.31m2。中国、日本とも、8世紀以前から使われていた。◇名称は、人が動ける1歩四方の広さにちなむ。「坪」ともいう。

出典|講談社
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説


中国起源の長さおよび面積の単位。人間の歩幅で2歩(ほ)分の長さと、2歩分四方の面積に始まる。周代に1歩は6尺と定められ、土地を測る尺度の基準となった。これで測定された面積の数値は土地に定着し、その後王朝の交替とともに公定の尺が変化しても面積1歩の大きさはそれほど変化していない。日本に入った歩は唐制の大尺によったので、中国の歩より大きい。
 また、唐制以前に高麗(こま)尺の5尺平方の歩があったという記事が『政事要略』にみられるが、高麗尺の1尺は唐大尺の1尺2寸にあたるので、歩の実体は変わらない。実際の検地や測量には、いろいろな条件を見込んだ間尺(けんじゃく)が用いられたので、表示面積と実面積は一般的には一致しない。間尺は古くは6尺5寸、太閤(たいこう)検地で6尺3寸、江戸時代には6尺とされた。しかしこれも名目だけで、全国各地に6尺5寸四方の歩が定着している。歩はまた坪ともよばれているが、どの時代からそういわれたのかははっきりしない。[小泉袈裟勝]

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世界大百科事典内のの言及

【間】より

…その起源は定かでないが,日本では中世以来測地用の慣用単位であり,その大きさは太閤検地の際は6尺3寸,江戸時代は6尺1分であったという。1891年制定の度量衡法では6尺(約1.818m)=1間,60間=1町,36町=1里とし,1間四方の面積を1歩(坪)とした。間はまた,中国古来から,柱と柱の間隔をいい,部屋や家屋の広さを表すのに用いた。…

【検地条目】より

…太閤検地も当初はまだ従来の慣習を踏襲するところがあったが,数年の施行過程をへてしだいに統一規準を設ける方向にすすみ,1589年(天正17)には検地条目の体裁をもった秀吉朱印状が出された。これは5間×60間=300歩を1反とすること,上田は京枡1石5斗(約270.6l),以下2斗(約36.1l)下り,上畑は1石2斗,以下2斗下りなどの斗代とすること,検地役人の非法禁止など,将来の検地条目の根幹となる内容5ヵ条からなっている。その後検地条目は毎年のように出されていき,最もまとまった94年(文禄3)の12ヵ条に至っている。…

【代分け】より

…したがってその歴史は古い。代という言葉は,東北から紀伊の太平洋岸で多く使われているが,その同義語には能登などの日本海岸や四国で使用されている歩(ぶ),九州以南で使用されているタマス,ほかにアタリ,メーテなどがある。 各地の漁村で行われる代分けには,漁業組織,漁労実態,漁民の生態を反映してさまざまの形態がみられる。…

【坪】より

…尺貫法における面積の単位。歩(ぶ)ともいい,1891年制定の度量衡法では,6尺四方,すなわち36平方尺に等しく,約3.306m2である。分量単位は1/10坪の合(ごう),1/10合の勺(しやく)である。…

【度量衡】より


[起源]
 度量衡の起源は大別して次の五つに含まれるであろう。(イ)腕や足の長さ,腰まわりなど,人体の諸部分の寸法,(ロ)穀粒の長さや質量など,自然物のサイズ,(ハ)たる1杯の体積など,道具のサイズ,(ニ)1日に歩くことのできる道のり,半日で耕すことのできる農地の面積など,人や家畜の能力,(ホ)特定の周波数の音を発する笛の長さなど,物理法則。いうまでもなく現今の精密測定の基準とする諸単位は,もっぱら(ホ)に着目する方法で厳密に定義されるが,史上の度量衡の名称や実体を理解するためには,(イ)~(ホ)にも注意する必要がある。…

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