歯根膜(読み)シコンマク

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

歯根膜
しこんまく

歯と歯槽骨を結ぶ線維性の組織で、歯根を膜状に取り囲んでいる。歯根膜にある神経によって、かむ感覚、歯に触れた感覚が認知される。歯根膜に炎症がおこる(歯根膜炎)と歯が浮く感じとなり、かむときに痛みが生じる。[村井正昭]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の歯根膜の言及

【歯根膜炎】より

…歯根膜とは,歯とその周囲の歯槽骨との間の狭い空隙にある膜状の軟組織であり,歯を支える歯周組織の一部をなしている。歯根膜炎はこの組織に生じた炎症性変化である。…

【歯】より

… セメント質の無機質含量は65%ほどで,骨のそれとほとんど同じである。セメント質は歯を顎骨に結びつけるための組織で,歯根膜の結合組織繊維が侵入している。 歯髄は一種の結合組織で,基質は歯髄細胞を主体とする細胞と膠原(こうげん)繊維を主体とする繊維から成っている。…

※「歯根膜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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