歯跡(読み)はあと

精選版 日本国語大辞典 「歯跡」の意味・読み・例文・類語

は‐あと【歯跡・歯痕】

  1. 〘 名詞 〙
  2. かんだあと。物に残る歯並びの形。
    1. [初出の実例]「喰ひ欠けた羊羹の歯痕を憮然として眺める」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉四)
  3. 下駄で歩いたあと。地面などに残る下駄の歯の形。
    1. [初出の実例]「足駄の歯跡(ハアト)を巧みにつけた」(出典:母(1930)〈岡田三郎〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む