死出三途(読み)シデサンズ

デジタル大辞泉 「死出三途」の意味・読み・例文・類語

しで‐さんず〔‐サンヅ〕【死出三途】

死出の山と三途の川の意》冥途への旅に出ること。死ぬこと。
「―の御供こそ、何かは逃れ申さん」〈仮・恨の介・下〉

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精選版 日本国語大辞典 「死出三途」の意味・読み・例文・類語

しで‐さんず‥サンヅ【死出三途】

  1. 〘 名詞 〙 死出の山と三途の川。転じて、あの世。冥途(めいど)。また、死ぬこと。
    1. [初出の実例]「いざ手をとりくみて、してさんつをもこさんと仰ければ」(出典:咄本・昨日は今日の物語(1614‐24頃)下)

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