残命(読み)ざんめい

精選版 日本国語大辞典 「残命」の意味・読み・例文・類語

ざん‐めい【残命】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 残っている生命余命残齢
    1. [初出の実例]「七日余筭少残命。合掌低頭仰世雄」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)八・三月尽日遊長楽寺〈菅原在良〉)
  3. 生き残っていること。
    1. [初出の実例]「若残命仕候は者、可渡海候」(出典:上杉家文書‐(年未詳)(室町)六月一八日・寺崎盛永毛利秀広連署状)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android