残声(読み)ざんせい

精選版 日本国語大辞典 「残声」の意味・読み・例文・類語

ざん‐せい【残声】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 消え残っている声や音。
    1. [初出の実例]「残声蝉々、列影鴈離離」(出典本朝文粋(1060頃)一・廻文詩〈橘在列〉)
  3. 年功を経て枯れた魅力のある声。
    1. [初出の実例]「又は相音(あひおん)などの残声にて、曲よければ面白き感聞あり」(出典:花鏡(1424)奥段)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む