残星(読み)ザンセイ

精選版 日本国語大辞典 「残星」の意味・読み・例文・類語

ざん‐せい【残星】

  1. 〘 名詞 〙 夜明けの空になお残って光る星。ありあけの星。明けの明星。あけがたの星。
    1. [初出の実例]「帰洛老年抛劇霧、行舟暁燭挿残星」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)七・乗舟到新宮湊〈釈蓮禅〉)
    2. [その他の文献]〔趙‐長安秋晩詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「残星」の読み・字形・画数・意味

【残星】ざんせい

夜明けの星。唐・趙〔長安秋夕〕詩 殘星點、雁、塞にたふ 長笛一聲、人、樓に倚(よ)る

字通「残」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む