残星(読み)ザンセイ

デジタル大辞泉 「残星」の意味・読み・例文・類語

ざん‐せい【残星】

夜明けの空に残っている星。有明の星。明けの明星

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「残星」の意味・読み・例文・類語

ざん‐せい【残星】

  1. 〘 名詞 〙 夜明けの空になお残って光る星。ありあけの星。明けの明星。あけがたの星。
    1. [初出の実例]「帰洛老年抛劇霧、行舟暁燭挿残星」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)七・乗舟到新宮湊〈釈蓮禅〉)
    2. [その他の文献]〔趙‐長安秋晩詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「残星」の読み・字形・画数・意味

【残星】ざんせい

夜明けの星。唐・趙〔長安秋夕〕詩 殘星點、雁、塞にたふ 長笛一聲、人、樓に倚(よ)る

字通「残」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android