デジタル大辞泉 「残杯冷炙」の意味・読み・例文・類語 ざんぱい‐れいしゃ【残杯冷×炙】 《「炙」はあぶり肉の意》酒宴の残りもの。また、冷遇されて恥辱を受けることのたとえ。残杯冷羹れいこう。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「残杯冷炙」の意味・読み・例文・類語 ざんぱい‐れいしゃ【残杯冷炙】 〘 名詞 〙 ( 飲み残りの酒と冷えきったあぶり物の肉との意 ) 御馳走の残り物。また、冷遇されるときの粗末な飲食物。転じて、恥辱を受けること。残杯冷羹。〔顔氏家訓‐雑芸〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
四字熟語を知る辞典 「残杯冷炙」の解説 残杯冷炙 ごちそうの残り物。また、冷遇されるときの粗末な飲食物。転じて、恥辱を受けること。 [使用例] 私はもう、二十年ちかくも大鰐温泉を見ないが、いま見ると、やはり浅虫のように都会の残杯冷炙に宿酔してあれている感じがするであろうか[太宰治*津軽|1944] [解説] 「残杯」は飲み残りの酒、「冷炙」は冷えきったあぶり物の肉。 出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報