大鰐温泉(読み)オオワニオンセン

デジタル大辞泉 「大鰐温泉」の意味・読み・例文・類語

おおわに‐おんせん〔おほわにヲンセン〕【大鰐温泉】

青森県南津軽郡大鰐町温泉建久年間(1190~1199)の発見と伝えられ、泉質硫酸塩泉

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精選版 日本国語大辞典 「大鰐温泉」の意味・読み・例文・類語

おおわに‐おんせんおほわにヲンセン【大鰐温泉】

  1. 青森県中南部、大鰐町にある温泉。泉質は食塩含有石膏(せっこう)泉。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大鰐温泉」の意味・わかりやすい解説

大鰐温泉
おおわにおんせん

青森県南部,大鰐町を流れる平川沿いに広がる温泉。泉質は食塩泉泉温は 54~81℃。 12世紀末に発見されたといわれ,津軽平野南部の湯治場として発展した。背後阿闍羅山(あじゃらやま)山腹には大鰐温泉スキー場がある。十和田湖へのルートが開通して十和田観光の拠点となった。大鰐碇ヶ関温泉郷県立自然公園に属する。近くに東北自動車道の大鰐弘前インターチェンジがある。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「大鰐温泉」の意味・わかりやすい解説

大鰐温泉
おおわにおんせん

青森県南部、大鰐町にある温泉。平(ひら)川両岸に湧出(ゆうしゅつ)する。南岸に大鰐、北岸に蔵館の温泉街がある。泉質は塩化物泉。建久(けんきゅう)年間(1190~1199)に円智上人(えんちしょうにん)により発見されたといわれる。津軽藩御仮屋が置かれ、歴代藩主も入湯に訪れた。

横山 弘]

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