残留線(読み)ざんりゅうせん(その他表記)residual ray

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「残留線」の意味・わかりやすい解説

残留線
ざんりゅうせん
residual ray

結晶面に光を当て,その反射光のスペクトルを調べると,特定波長の光がよく反射され,他の光は吸収透過のために弱くなっている。同じ結晶で反射を何回も繰返すと,その特定波長の光だけが残るようになる。これを残留線という。特に赤外線研究で,波長を選別するのにこの効果が利用される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む