残膏剰馥(読み)ざんこうじょうふく

精選版 日本国語大辞典 「残膏剰馥」の意味・読み・例文・類語

ざんこう‐じょうふくザンカウ‥【残膏剰馥・残膏賸馥】

  1. 〘 名詞 〙 残されたあぶらやにおい。前人の残した風韻情致のたとえに用いる。
    1. [初出の実例]「盛唐の詩は古をさる事遠しといへど、風景を写し人情を述るに、なほ風雅の残膏剰馥(ザンカウジョウフク)ありて」(出典駿台雑話(1732)五)
    2. [その他の文献]〔新唐書‐文芸伝上・杜甫賛〕

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