風韻(読み)フウイン

デジタル大辞泉 「風韻」の意味・読み・例文・類語

ふう‐いん〔‐ヰン〕【風韻】

風流なおもむき。風趣
[類語]おもむき風情気韻幽玄気分興味内容興趣情趣情調情緒風趣風格余情余韻詩情詩的味わい滋味醍醐味だいごみ妙味雅味物の哀れポエジーポエティックポエジーポエトリーロマンチックメルヘンチックリリカルセンチメンタルファンタジックファンタスティック幻想的夢幻的神秘的ドリーミー

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精選版 日本国語大辞典 「風韻」の意味・読み・例文・類語

ふう‐いん‥ヰン【風韻】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. すぐれた趣。雅致。風趣。また、すぐれた品格風采
    1. [初出の実例]「白芥子花は風韻もなき花なれども」(出典:三体詩幻雲抄(1527))
    2. [その他の文献]〔晉書‐桓石秀伝〕
  3. 風の音。
    1. [初出の実例]「最後髣髴亀山下、初疑風韻入松声」(出典:南郭先生文集‐三編(1745)一・小督詞)
    2. [その他の文献]〔柳宗元‐酬韶州裴曹長使君詩〕

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普及版 字通 「風韻」の読み・字形・画数・意味

【風韻】ふういん(ゐん)

風雅な趣。〔宋書、張敷伝〕性、整貴にして風玄言を好み、善くを屬(つく)る。

字通「風」の項目を見る

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