風韻(読み)フウイン

デジタル大辞泉 「風韻」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「風韻」の意味・読み・例文・類語

ふう‐いん‥ヰン【風韻】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. すぐれた趣。雅致。風趣。また、すぐれた品格風采
    1. [初出の実例]「白芥子花は風韻もなき花なれども」(出典:三体詩幻雲抄(1527))
    2. [その他の文献]〔晉書‐桓石秀伝〕
  3. 風の音。
    1. [初出の実例]「最後髣髴亀山下、初疑風韻入松声」(出典:南郭先生文集‐三編(1745)一・小督詞)
    2. [その他の文献]〔柳宗元‐酬韶州裴曹長使君詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「風韻」の読み・字形・画数・意味

【風韻】ふういん(ゐん)

風雅な趣。〔宋書、張敷伝〕性、整貴にして風玄言を好み、善くを屬(つく)る。

字通「風」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む