残金(読み)ザンキン

精選版 日本国語大辞典 「残金」の意味・読み・例文・類語

ざん‐きん【残金】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 残りの金銭手元に残っている金。
    1. [初出の実例]「粟太郎は些少の給金を以て古本を買ひ求め、これを以て夜夜独学をなし、残金をば郵便局に預けて貯へたり」(出典:日本読本(1887)〈新保磐次〉六)
  3. 未払いになっている金。また、その金額。残額
    1. [初出の実例]「残金七百両借銭彼是、千両と積てのさいかく、大尽がね死一倍の口入を聞出し」(出典:浮世草子・当世乙女織(1706)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む