些少(読み)しゃしょう

精選版 日本国語大辞典 「些少」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐しょう ‥セウ【些少】

〘名〙 (形動) わずかなこと。少ないこと。また、そのさま。さしょう。〔文明本節用集(室町中)〕
捷解新語(1676)一〇「これしきしゃせうに御ざ候ゑども」

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デジタル大辞泉 「些少」の意味・読み・例文・類語

さ‐しょう〔‐セウ〕【×些少/×瑣少】

[名・形動]数量程度がわずかなこと。また、そのさま。「―ながら手助けをしたい」「―な金額ですがお礼のしるしまで」
[類語]僅少きんしょう微少少ない少し少しく少少少数少量僅僅わずか数えるほど少なめ軽少微微最少微量一つまみ一握り一抹紙一重雀の涙残り少ないちょっとちょいとちとちっとちょっぴりいささかいくらかいくぶんやや心持ち気持ち多少若干二三たったただたかだかしばらくなけなし低い手薄内輪微弱ちびちび一息鼻の差ちょこっとちょこんとちょっこりちょびちょびちょびっとちょぼちょぼちょろりちょんびりちょんぼりちらり爪の垢小口ささやか寸毫プチほのか幾ばくせいぜいたかが微塵みじん些細ささいまばらほんのあるかなきか一縷いちる心ばかりしるしばかり形ばかり軽微

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普及版 字通 「些少」の読み・字形・画数・意味

【些少】さしよう

少し。

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