些少(読み)サショウ

デジタル大辞泉 「些少」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「些少」の意味・読み・例文・類語

さ‐しょう‥セウ【些少・瑣少】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 数量や程度がわずかなこと。つまらない細かなこと。また、そのさま。すこし。いささか。しゃしょう。
    1. [初出の実例]「木皮は充満すれども布絹は些少也」(出典:日蓮遺文‐聖愚問答鈔(1265)下)
    2. 「御内宝おその殿へ。左少(サセウ)ながらと、指出す」(出典浄瑠璃仮名手本忠臣蔵(1748)一〇)

しゃ‐しょう‥セウ【些少】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) わずかなこと。少ないこと。また、そのさま。さしょう。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「これしきしゃせうに御ざ候ゑども」(出典:捷解新語(1676)一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「些少」の読み・字形・画数・意味

【些少】さしよう

少し。

字通「些」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む