普及版 字通 「殫」の読み・字形・画数・意味
殫
16画
[字訓] つきる・たおれる・やむ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は單(単)(たん)。〔説文〕四下に「盡するなり」とあり、古くは單をその義に用いた。〔子、宥坐〕「以て之れを單(つく)すこと能はず」とみえる。〔呂覧、本味〕に「智を殫し、力を竭(つく)す」の語がある。
[訓義]
1. つきる、つくす。
2. たおれる、たおす。
3. やむ。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕殫 キハム・ツクス・ツキヌ・コトゴトク・メグム 〔字鏡〕殫 メグム・コトゴトク・ツキヌ・ハバカル・キハム・ツクス
[熟語]
殫求▶・殫極▶・殫均▶・殫竭▶・殫見▶・殫残▶・殫心▶・殫神▶・殫尽▶・殫智▶・殫▶・殫微▶・殫乏▶・殫亡▶・殫滅▶・殫悶▶・殫慮▶・殫力▶
[下接語]
殫・窮殫・財殫・戚殫・塗殫・疲殫
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報