毒消(読み)どっけし

精選版 日本国語大辞典 「毒消」の意味・読み・例文・類語

どっ‐けしドク‥【毒消】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 毒の作用を消すこと。中毒を消すこと。解毒
    1. [初出の実例]「待々し気の毒(ドク)けし遅桜〈貞盛〉」(出典:俳諧・毛吹草(1638)五)
  3. 中毒をなおすための薬。多く越後国(新潟県)で製造された。解毒剤
    1. [初出の実例]「どうしたんだあ、腹痛えのか毒消しでも呑ませて見っか」(出典:土(1910)〈長塚節〉一四)

どく‐けし【毒消】

  1. 〘 名詞 〙どっけし(毒消)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む