比湿(読み)ひしつ

精選版 日本国語大辞典 「比湿」の意味・読み・例文・類語

ひ‐しつ【比湿】

  1. 〘 名詞 〙 単位体積の空気中に含まれる水蒸気質量を水蒸気を含めたその空気全体の質量で割った値。通常は一キログラムの空気中に含まれる水蒸気のグラム数で表わす。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の比湿の言及

【湿度】より

…したがって,空気中の乾燥空気と水蒸気の割合が温度と圧力の変化に対して変わらないような表示法が必要なことがある。気象学ではこの目的のために混合比または比湿が用いられる。混合比は空気中の水蒸気量r(g)が乾燥空気1kg相当部分中に含まれているときのr(g/kg)をいう。…

※「比湿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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