比翼紋(読み)ヒヨクモン

デジタル大辞泉 「比翼紋」の意味・読み・例文・類語

ひよく‐もん【比翼紋】

相愛男女それぞれ紋所を組み合わせた紋。二つ紋

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「比翼紋」の意味・読み・例文・類語

ひよく‐もん【比翼紋】

〘名〙 自分の紋所と情人の紋所とを組み合わせた紋。二つ紋。ならべもん。比翼の紋。比翼。
※歌舞伎・助六廓夜桜(1779)「杏葉牡丹の比翼紋の付いたる大提燈」

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世界大百科事典(旧版)内の比翼紋の言及

【紋付】より

…(5)伊達紋(だてもん) 絵画風な大型の装飾紋で刺繡や描絵であらわした男性用。(6)比翼紋(ひよくもん) 相愛の男女がそれぞれの家紋を組み合わせて作った紋。【山下 悦子】。…

※「比翼紋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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