比考(読み)ヒコウ

デジタル大辞泉 「比考」の意味・読み・例文・類語

ひ‐こう〔‐カウ〕【比考】

[名](スル)くらべ合わせて考えること。「得失比考して論じる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「比考」の意味・読み・例文・類語

ひ‐こう‥カウ【比考】

  1. 〘 名詞 〙 比べて考えあわせること。比較考慮すること。斟酌(しんしゃく)
    1. [初出の実例]「余が論中利害の有無を定むるは、二者を比考して論ずるのみ」(出典:東洋学芸雑誌‐三三号(1884)加藤先生の一大疑問に答へんとす〈井上円了〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android