岩石学辞典 「毛氈状組織」の解説 毛氈状組織 短冊状の長石の微結晶がフェルト(毛氈)状で平行に並んだ組織で,しばしば安山岩の石基に見られる[Rosenbusch : 1887].しばしば流線を識別できることが多い.長石の間は結晶質物質でガラス質を含まない.毛氈(もうせん)は敷物の一種のことで,フェルト状(felty)組織ともいう.ギリシャ語でpilosはフェルト,taxisは整列(order)である. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報