毛管電気現象(読み)もうかんでんきげんしょう(その他表記)capillary electrical phenomenon

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「毛管電気現象」の意味・わかりやすい解説

毛管電気現象
もうかんでんきげんしょう
capillary electrical phenomenon

毛細管中で接している2種の液体間に電位差を与えたとき,界面張力 (→表面張力 ) の変化により界面が移動する現象総称電気毛管現象ともいう。 1873年 G.リップマンが初めて研究した。この現象は電位差または電気量測定に利用され,また界面の性質や吸着現象の研究に役立っている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む