毫釐の違いは千里の謬り(読み)ごうりのちがいはせんりのあやまり

精選版 日本国語大辞典 「毫釐の違いは千里の謬り」の意味・読み・例文・類語

ごうり【毫釐】 の 違(ちが)いは千里(せんり)の謬(あやま)

  1. わずかな違いが大きな誤りをもたらすということ。ごく小さな原因もはなはだ大きな結果をまねくこと。
    1. [初出の実例]「才智の及ぶ所同じと雖も、其の根ざす所天壌の如し、毫釐の差(チガヒ)千里の謬(アヤマリ)なり」(出典山鹿語類(1665)二一)
    2. [その他の文献]〔礼記‐経解〕

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