民族植物学(読み)みんぞくしょくぶつがく(その他表記)ethnobotany

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「民族植物学」の意味・わかりやすい解説

民族植物学
みんぞくしょくぶつがく
ethnobotany

各民族の栽培植物起源伝播および分布などを研究する学問植物品種改良の問題や栽培植物の利用部分,その用途および栽培技術など,人間の文化的特質も問題とされる。特に栽培植物の起源,農耕文化の起源についてはすでに C.ダーウィンの『家畜および栽培植物の変異』 The Variation of Animals and Plants under Domestication (1868) に記され,その後考古学者,地理学者,生態学者,人類学者などにより,農耕文化一元説や農耕四大起源説などが論じられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む