精選版 日本国語大辞典 「気を入れる」の意味・読み・例文・類語 き【気】 を 入(い)れる ① 気をつかう。気にする。心配する。[初出の実例]「割付などさもしさうにかける様な軍右門ではござらぬ。気を入れずと寛(ゆっ)くりと遊ばしゃれ」(出典:浮世草子・傾城歌三味線(1732)一)② 気がせく。あせる。③ 気合を入れる。また、する気になって物事をする。⇔気を抜く。[初出の実例]「お照さんが少し気を入れて働いて下さればいいのに」(出典:続俳諧師(1909)〈高浜虚子〉六一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例