気を抜く(読み)キヲヌク

デジタル大辞泉 「気を抜く」の意味・読み・例文・類語

・く

緊張をゆるめる。「最後まで―・くな」
びっくりさせる。肝をぬく。
からくり太鼓に―・かれて」〈洒・辰巳之園
[類語]油断見過ごす見逃す見損なう見失う見落とす見損ずる見忘れる不覚不注意不用意すき目を離す目を逸らす

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 辰巳 実例

精選版 日本国語大辞典 「気を抜く」の意味・読み・例文・類語

き【気】 を 抜(ぬ)

  1. びっくりさせる。肝をぬく。
    1. [初出の実例]「からくりの太皷に気をぬかれて」(出典:洒落本・辰巳之園(1770))
  2. 疲れた神経をほぐす。緊張をゆるめる。いきぬきする。⇔気を入れる
    1. [初出の実例]「初め四五どの内は毎ばん行がいい。とかく此内気(キ)をぬかぬ事だ」(出典洒落本傾城買指南所(1778))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む