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気圧の単位 きあつのたんいpressure scale

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

気圧の単位
きあつのたんい
pressure scale

エバンジェリスタ・トリチェリが水銀を用いて真空の実験をしたことから(→トリチェリの真空),歴史的には気圧の単位に水銀が利用され,下部を閉じたガラス管に水銀を満たし,逆さにして水銀だまりに立てたときの水銀柱の高さをミリメートルの単位ではかって表した。今日でも,水銀柱 1mmの圧力(1mmHg)を 1トル(Torr)と呼ぶ。また,海面高度の気圧は水銀柱 760mmに近いことから,760mmHgを 1気圧(atm)と定義する。国際単位系 SIではパスカル(Pa)という単位を用いる。これは 1m2あたり 1ニュートン(N)の力がかかる圧力を 1Paと定義し,1気圧は 101325Paとなる。気象学では従来 100Paを 1ミリバール(mb)とする単位を用いてきたが,SIの採用により,気圧の単位が mbからヘクトパスカル(hPa。1hPa=100Pa)に変わった。1気圧は 1013.25hPaで,数値は mbと同じである。(→気圧トルヘクトパスカルミリバール

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