精選版 日本国語大辞典 「気崩」の意味・読み・例文・類語 き‐くずれ‥くづれ【気崩】 〘 名詞 〙① 気の張りがなくなって弱くなること。[初出の実例]「精一杯に待っているのではあるが、気崩れというものが時にはある」(出典:ブラリひょうたん(1950)〈高田保〉大感傷)② 上昇相場のとき、市場の人気が急に衰えて相場が暴落すること。特別の原因もないのに相場が下がること。気配崩(きはいくず)れ。[初出の実例]「加ふるにまばらの投物(なげもの)も添ひしかば一寸気崩れ模様にて」(出典:東京日日新聞‐明治二九年(1896)一一月一三日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例